横須賀市でバルコニー防水工事を実施しました
- 管理人
- 2023年6月24日
- 読了時間: 3分
更新日:10月22日
神奈川県横須賀市内の住宅にて、バルコニーの防水工事を行いました。
今回の工事は、既存防水層の劣化が確認されたため、トップコート塗装による補修施工を選択。
「建物外部に面するバルコニー」は、雨風・紫外線の影響を受けやすく、防水性能が低下すると雨漏りや劣化被害のリスクが高まります。
そのため、10年ごとなど定期的な防水補修は住まいの長寿命化・快適維持において大きな意味を持ちます。

バルコニー防水が必要な理由と劣化サイン
劣化しやすい場所
バルコニーは屋根や外壁よりも過酷な条件にさらされる部位です。
床面・排水口周りの変色やひび割れ
旧防水層の剥離、浮き、膨れ
水たまりが残る、乾きが遅いなどの排水不良
特に「トップコートのみ施工して10年に一度は塗り直す」のが目安とされるケースもあります。
放置すると、雨水が躯体内部に浸入してコンクリートの劣化や鉄筋の腐食を引き起こす大きな原因になりえます。
劣化を放置するリスク
雨漏り発生による天井
壁内部までの湿気被害
床材・木部の腐食、シロアリ被害の可能性
建物価値・外観印象の低下
防水工事は“見えないけれど重要なメンテナンス”として、建物全体の資産価値を守る役割があります。
今回の施工内容と流れ
①現地調査・状態確認
工事前に、防水層の状態、床勾配・排水の流れ、過去の補修履歴などを詳しく調査しました。
特に、既存防水層の剥離・傷み・色あせなどを写真とともに記録し、補修方針を立案しました。
②既存層の洗浄・下地処理
表面に付着した汚れ・苔・チョーキング(白化現象)を洗浄除去。
浮き・剥離がある部分にはケレン作業やシーリング補修を実施し、トップコート素材の付着性を高める下地を整えました。
③トップコート塗布
今回は既存防水層を活かす形で、補強・全面塗り替えではなくトップコートのみ施工。
適切な塗料選定・塗布厚・乾燥時間の確認を行い、塗りムラ・色ムラのない仕上がりを目指しました。
④仕上げ・検査・引き渡し
塗布後は塗膜の均一性、排水の流れ、排水口周囲の水詰まりなどをチェック。
施工エリアを清掃し、工事報告書とともにお引き渡ししました。

今回仕様のメリットと維持管理の視点
メリット
作業が比較的短期で完了:建物の使用への影響を最小限に。
コストを抑えながら防水性能を回復。
外観が明るくなり印象アップ。
床面の仕上げが整うことで、掃除しやすさ・安心感も向上。
維持管理ポイント
トップコートなので次回「全面防水の打ち替え」のタイミングを把握しておく。
約10年を目安に再塗装時期の検討。
日常的に排水口・床面の目視点検を行い、水たまり・汚れの蓄積がないか確認。
床面が黒ずんできた、塗膜が粉っぽい(チョーキング)と感じたら早めの対応を。
バルコニー防水工事で「住まいを長持ちさせる」
建物の外装メンテナンスでは、「屋根・外壁・窓回り」ばかり注目されがちですが、「バルコニー・ベランダ」の防水層も同じくらい重要です。
今回のような施工を定期的に行うことで、雨水の侵入を防ぎ、建物内部の劣化を抑えることができます。
横須賀市近辺で防水工事をご検討の方は、早めのご相談が安心です。
洗浄 3,500円
下地処理 3,500円
4㎡ 1㎡/2,000円(3回塗り仕上げ)
総額 16,500円 (税込)

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