横須賀市 擁壁大谷石塗装
- 管理人
- 2023年3月24日
- 読了時間: 4分
更新日:11月13日
横須賀市内で、経年劣化が進んだ大谷石の擁壁や塀の塗装工事を行いました。
大谷石は風合いのある石材で、和風建築や昔ながらの住宅によく使われています。
しかしその一方で、水を吸いやすく、苔やカビが生えやすいという特徴もあります。
年数が経つと、表面が白っぽく粉を吹いたり、黒ずみが目立ってくることがあります。
擁壁は二代三代と受け継がれてることも多く、長い年月が経過しているものもの数多くあります!
表面が風化して剥離してきているものや、穴が開いているもの、ひび割れが多く見受けられることもあります。
そんな長年、お家を支えてきた土台の擁壁。
塗装をすることにより一気にお家全体が明るくなること間違いなしです!
大谷石の塗装が必要になる理由
大谷石は多孔質(小さな穴がたくさんある石)なので、雨水を吸い込みやすく、乾きにくい素材です。 そのため、風化・劣化・ひび割れが進行しやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
塗装を行うことで、
雨水の侵入を防ぎ、石の強度を保つ
苔やカビの再発を抑える
外観の印象を明るくする
といったメリットがあります。
特に海が近い横須賀市では、潮風の影響で石の表面が傷みやすいため、保護塗装の効果は大きいです。

施工前の状態と下地処理
今回の現場でも、表面に苔や黒ずみ汚れが広がっていました。 まずは洗浄でしっかりと汚れを落とし、汚れを除去します。 その後、石材専用の下地材(シーラー)を丁寧に塗布して密着性を高めました。 この工程を省くと、後々塗膜の浮きや剥がれが起こりやすくなるため、非常に重要なステップです。

使用した塗料と仕上げ
塗装には透湿性に優れた塗料を使用しました。 大谷石のような呼吸する素材には、内部の水分を逃がしつつ、外からの雨水を防ぐ塗料が最適です。 完全に密閉してしまう塗料を使うと、内部に湿気がこもって劣化を早めるおそれがあります。
今回は石の質感を活かしながら自然な風合いに仕上がる塗料を選びました。
見た目もすっきりと明るくなり、お住まい全体の印象が引き締まりました。
擁壁塗装のポイント
擁壁の塗装では、以下の点が特に重要です。
ひび割れ補修を事前に行うこと
雨水が抜ける排水孔(ウィープホール)を塞がないこと
周囲の植栽や地面への塗料飛散を防ぐこと
単に「色を塗る」だけでなく、構造や通気を考慮した施工が求められます。
慎重な下地処理と塗料選定が、長持ちする仕上がりにつながります。

定期的な点検とメンテナンスの大切さ
大谷石の擁壁は、一見しっかりしていても内部に水分がたまっていることがあります。
5〜10年に一度は状態をチェックし、表面の剥離や苔の発生が見られたら、早めのメンテナンスをおすすめします。
塗装による保護はもちろん、汚れや劣化の早期発見が長く美観を保つポイントです。
横須賀市内では、海風や湿気の影響で外壁や擁壁の劣化が早まる傾向にあります。
特に大谷石のような自然素材を使った塀は、定期的な洗浄・塗装でのケアが大切です。
今回の施工では、
洗浄
下地処理
透湿性塗料での2回塗り
という流れで、見た目と耐久性をしっかりと両立させました。
施工後は石の質感を保ちながら、清潔で明るい印象に生まれ変わりました。
横須賀での擁壁・外構塗装はご相談ください
大谷石の塀や擁壁の塗装は、素材の特性を理解したうえでの施工が必要です。
「どんな塗料が合うかわからない」
「汚れが取れない」など
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
現地の状態を確認し、最適な方法をご提案いたします。
ご自宅の外構や塀がきれいになると、建物全体の印象も大きく変わります。
横須賀で外壁や擁壁のメンテナンスをお考えの方は、ぜひお問い合わせください。
52㎡ 1㎡/3,500円
総額 200,000円 (税込)

.png)



コメント