横須賀市 人工作芝の張り替え工事
- 管理人
- 2023年5月23日
- 読了時間: 3分
更新日:10月28日
梅雨時前は建設業、繁忙期で更新が遅れてしまいました(汗)
神奈川県横須賀市にて、人工芝(フェイクターフ)の張り替え工事を実施しました。
既存の人工芝が長年の使用で摩耗・色あせ・目地の剥がれなども確認されていました。
敷地内の緑地・外構スペースの環境を整え、より快適かつ管理しやすい状態へと改修いたしました。
お庭の印象も一気に明るくなり、これからの季節お庭に出るのが気持ち良くなること間違いなしです!^_^

施工に至った背景と現地状況
施工前の状況として、以下のような課題が見られました:
人工芝の毛先が寝てしまい、全体的に色・風合いが劣化。
目地部・端部で剥がれ・浮きが発生。
土間や下地の沈みやすい箇所があり、人工芝表面にたるみが出ていた。 見た目の印象低下だけでなく、メンテナンス費用・清掃手間の増加、植栽管理の難化へとつながるため、早期の張替えを検討する必要がありました。
張替え工事の主な流れとポイント
既存人工芝の撤去・下地確認 既設の人工芝と防草シートを撤去し、路盤・下地コンクリート・排水状況を確認しました。
雑草・根・土の処理 土・雑草・根の除去を丁寧に行い、防草シートを新設しました。
下地調整および転圧 沈み・むらがある箇所を補修し、砂利敷・転圧を実施して平坦な路盤を形成。
新しい人工芝の敷設 耐候性・防水・排水性能に優れた人工芝を採用。ジョイント部・端部の固定をしっかりと行い、仕上がりの美しさと機能性を両立しました。
縁・端部仕上げ・清掃 境界部・フェンス下・排水蓋周りなど隅々まで仕上げを行い、施工後の清掃・確認を実施しました。

建物・敷地管理視点でのメリット
人工芝を適切に張り替えることで、次のような効果が期待できます:
景観の向上 鮮やかなグリーンの表面は、建物・敷地の印象を高めます。
雑草管理の軽減 雑草・土のはね・雨水の跳ね返りを抑制。
維持管理コストの削減 天然芝や裸地に比べて手入れ頻度が低く、清掃・草刈り・除草の手間が大幅に軽減。
入居者・利用者満足度の向上 建物周囲の整った外構・緑地は、安心感や使いやすさにつながります。
物件価値・競争力維持 築年数が経過しても、外構・敷地まわりが整理されていれば、管理が整った建物として評価を得やすくなります。

点検・張替えの目安と管理フロー
人工芝・外構緑地の張替え・点検目安として、以下を参考にしてください:
設置から10年程度 毛先の寝・色あせ・目地の隙間が生じ始める時期。点検を推奨。
15年以上経過後 排水性低下・下地沈み・人工芝の摩耗が進む可能性あり。張替え検討時期。
定期点検(毎年) 排水蓋周辺・エッジ部・目地部の浮き・雑草の侵入などを目視確認。 外構工事や他のメンテナンス工事と「人工芝張替え」を同時期に計画すると、総合的なコスト・施工動線が効率化します。
今回の施工を終えて
今回の張替え工事により、横須賀市の該当敷地において、緑地・外構部が刷新され、建物と敷地の調和が一段と高まりました。 管理面・維持面・印象面すべてにおいて、今後の運用に安心をもたらす仕上がりです。 建物管理者・オーナー様にとっては、外構まで含めた「包括的なメンテナンス」が、建物の長寿命化・価値維持には不可欠であることを再認識いただける事例といえます。
横須賀エリア特有の留意点
横須賀市は海風・塩害・強風の影響を受けやすい立地条件です。 人工芝・外構仕上げを選定・施工する際には、以下の点を重視しました:
塩分・風圧への耐性を考えた人工芝素材の選定。
排水性を確保した下地処理(雨水・風雨による浸透防止)。
エッジ・端部固定を徹底し、風でめくれ上がるリスクを抑制。 こうした対策により、地域特有の環境条件に対応した施工としました。

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